2013年8月30日金曜日

化野念仏寺の千灯供養


地蔵盆が行われた8月23日から24日の週末、嵐山の北にある化野念仏寺では、無縁仏を供養する千灯供養が行われていました。化野念仏寺周辺は、京都の町外れで、昔は疫病で亡くなった死体が野ざらしにされていたそうです。それらの無縁仏や水子の霊を弔うために、化野念仏寺には、たくさんの石仏が集められています。千灯供養の日には、境内にぎっしりと集まっている石仏のあいだに燭台が設けられ、参拝者は一本ずつろうそくを灯し、手を合わせます。


嵐山から、化野念仏寺の前を通って、愛宕山へとつづく愛宕街道には、地元の学生や中高生がつくった提灯が立ち並び、ふだんはほとんど真っ暗な田舎道が鮮やかに彩られていました。



地元のお寺では地蔵盆が行われていました。

お寺の入口には、子どもたちのサンダルがたくさん。



なかでも、風神・雷神を描いた大きな提灯は見事でした。この提灯は、街道の上を通る有料道路にロープを掛けて上から釣っていました。


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