2013年8月23日金曜日

御土居と地蔵群


先日みつけた、北野天満宮裏側にある、地蔵群を紹介します。

数ヶ月前、嵐電の駅においてある、京都観光のPR誌「Kyo」の表紙に取り上げられているのを見て、これはぜひとも行かなければ!!!と大いに心惹かれていたお土居の地蔵群。先日京大まで自転車で行った帰りに、天満宮の裏側にある住宅街で、発見しました。雑誌に取り上げられた写真から、なにやら広々した場所のようだし、おそらく目立つところにあって、容易に見つかるだろうと予想していました。しかし、この地蔵群がある場所は、住宅密集地帯の真ん中でした。家々に囲まれた中に、唐突に芝生に覆われた御土居があり、きれいな花に囲まれてお地蔵さんが集まっていました。

北野天満宮の外側、紙屋川沿いに残っている御土居とは、豊臣秀吉が作らせた京都市内の守りを固める城壁です。南北に細長く、京都市内中心部を囲むようにつくられていましたが、現在はここのほか、ごく一部しか残されていません。北野天満宮の敷地内に残っている御土居は、大変きれいに整備されていて、ちょうど今の季節には、木々が生い茂って暑さを遮ってくれるので、天満宮を見た後に一休みする場所としておすすめです。

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