2009年から、私は京都精華大学で初年次教育を担当していたけど、そのころに、一年生向けの学習プログラムの一環として、地図を使って京都について調べて発表するというものがあった。学生に何か調べさせて発表させる、というプログラムは、自分自身が学部時代は本を読む勉強しかしてこなかったので、正直なところどのように進めたらいいかよくわからなかった。そこで、自分だったらこういうことができるかな、と思って作ってみたのが、この「歩いてめぐる東山の石仏たち」というポスターだ。
このブログの最初にも紹介している、北白川の子安観音とか、金戒光明寺のアフロ石仏もとりあげている。この当時は、まだ顔の描いてある地蔵には興味を持っていなかった―なんか偽物っぽい感じがしたため―のだが、近所の魅力的な地蔵や石仏をめぐったりして、だいたい今とやっていることは同じだと気づく。
0 件のコメント:
コメントを投稿